特養・老健・療養病床の入居費用
2011年08月01日 12時00分
老人ホームの中でも公的施設として介護介護保険が使え、費用が比較的安く済むのが「介護保険三施設」です。
中でも一番人気は「特養」と呼ばれる「特別養護老人ホーム」。在宅介護が困難な65歳以上の人が利用できる施設で、施設数は全国で約6,000と最多ですが、東京、埼玉、神奈川、千葉などの首都圏都市部では特に利用希望者が多く、入居困難な状況になっており、申込みをしても数年待ちというケースも珍しくありません。入居費用は月額で約8~13万円(介護保険の1割負担分2.4~2.8万円含む)と言われています。
介護老人保健施設は「老健(ろうけん)」とも言われ、介護を必要とする高齢者の自立を助け、家庭で生活していけるように支援する施設です。全国に約3,500施設あり、現状ではほとんどが医療法人の運営となっています。要介護度1~5の認定を受けた65歳以上の高齢者で、病状がほぼ安定し入院治療の必要はないものの、リハビリテーションを必要とする人が入所できます。
本人の自宅復帰の目標に向かい、医師による医学的管理を基準にした看護・介護、リハビリテーション・栄養管理・食事・入浴等の日常サービスを併せて提供し、夜間でも安心できる施設となっています。入居費用は月額で約9~15万円(介護保険の1割負担分2.8~3.2万円含む)と言われています。
「療養病床」と呼ばれる「介護療養型医療施設」は、介護と医療の両方を必要とする高齢者が長期療養のために入所する施設です。病院・医院等の一角に設けられていることが多く、現在は、全国に3,000施設弱あります。医学的管理と看護のもとで、入所者が自宅等へ復帰できるよう、介護はもちろん日常生活の世話やリハビリなどを行ない、できる限り自立した生活を営んでいけるように配慮されています。施設の利用料は、要介護度や職員の配置人数などによっても異なりますが、医療の必要性が高いこともあり、特養や老健に比べると利用料が高く設定されています。入居費用は月額で約11~18万円(護保険の1割負担分3.5~4.2万円含む)と言われています。
